心理技術探求blog:「魔法使い」になりたくて
魔法とは「明確な意思の力によって変化を起こす技法」である。
【TVレポート】「催眠の森」その3
2005年01月03日 (月) 13:53 | 編集
退行催眠のコーナーは、また別室です。ゲスト1人ずつ個別に「過去に戻れる部屋」へと案内され、誘導を受けます。

最初は石田純一。
22歳の頃、ニューヨークで役者修業をしていた時代に戻りました。
婚約者の女性と赤ちゃんを残して旅立ったのですが、女性から「会いに行けない」という別れの手紙が届いたのだそうです。
イメージの世界でその女性に再会し、言いたかったことを言ってもらいました。泣きながらもすべてを打ち明け、過去にけじめを付けたという感じでした。

続いて、及川奈央。
仕事を始めた頃に戻りました(ちなみにこの人の仕事というのはAV女優です)。
家族に仕事のことを言うべきかと迷っていた頃、実家の方に母親宛で手紙とグラビアの切り抜きが送り付けられ、母親に「辞めて欲しい」と泣かれたんだとか。
そこで、イメージの世界で自分から母親に仕事のことを告白してもらいました。退行中は泣きっぱなし。

最後に、平山あや。
彼女が戻ったのは、小学4年生だった頃。
「楽しくない」「一人ぼっち」「みんなと遊びたい」…友達ができないことが心の底に引っかかっていたようでした。
覚醒してから、ふと解放を感じたのか涙が流れていました。

番組最後のコーナーは、何と「全然かからなかった催眠」。
前田先生がゲスト全員に豆の入ったグラスを見せます。「ある音楽とパフォーマンスで、この豆が争って食べたくなるほどの価値を持つ」という暗示を与えたのですが、そのパフォーマンスとは

梅垣義明が「ろくでなし」を歌いながら豆を鼻に詰めて飛ばす

というもの。当然かも知れませんが、誰もそんな豆には飛びつきません。これはつまり、

「催眠状態であっても不快な暗示は拒絶できる」

ことをあえて実演したものです。一般に持たれがちなイメージとして「催眠術をかけられると意識を飛ばされて術者の言いなり」というのがありますが、そうじゃないんだよと。

本当はかなりいろいろ撮影したらしいですが、1時間に詰め込むためにかなりカットされたようです。次はぜひゴールデンで3時間くらいお願いします、日テレさん。

【TVレポート】「催眠の森」その2
2005年01月03日 (月) 13:26 | 編集
ゲストの催眠体験、まずは「新年の乾杯」。
全員に水の入ったグラスを渡します。そして

前田「手に持っているグラスに入っている液体、それはあなたが一番飲みたいと思っているお酒です」

と暗示を与えます。味や臭いや酔い心地が、暗示によって自分の中で再現されるというのです。

石田「鼓動がドクドク(笑)…日本酒、辛口ですね」
及川「おいしいけどちょっと強いです」(←ふらつく)

平山、日本酒を飲んでいると感じて少々不満げ。「カシスオレンジが飲みたい」というので、その水がカシスオレンジだと暗示を与えて飲ませると…大喜び。今度は「でもちょっとぬるいんだよね」と言い出したので、前田先生は「じゃあ大急ぎで冷やしますねー」とグラス周囲の空気をかき回す仕草をして、再び飲んでもらうと…とても冷たく感じたらしく、目を見開く。これには周囲も驚く。
この3人以外は、あまり反応できなかったようで「水ですね」という返答でした。井森の場合、「そもそも飲めない=酒に関する情報が記憶にない」ためのようです。ここまで全然名前書いてなかったけどビビる大木も「水ですね」。

ほろ酔い気分の及川奈央が、石田純一をうっとりと見つめています…こんな企画でもないと見られない光景です。(笑)
泥酔っぽくなってきた平山。更に強化するために、「最近一番楽しく飲んだとき」を再現させます。思いっきり顔がゆるんでます。しまいには、眠ってしまいます。

全員を催眠から覚まします。

平山「今友達と飲んでた。でも寝てない」(笑)

「水で酔った」3人には、これから退行催眠を体験してもらうこととなります。
(つづく)

【TVレポート】「催眠の森」その1
2005年01月03日 (月) 12:33 | 編集
1/2の深夜に日テレ系で「催眠の森」という番組が放送されました。
知り合いの催眠心理療法士さんが「催眠マスター」として登場するというので、録画しておきました。

催眠を使い「芸能人の方々に自己探求の旅に出ていただく」というのがメインのイベントとなります。ただただショーアップされることが多かったものと違い、療法的なところを重視した構成と言えます。
冒頭のダイジェストでは、

・水を飲んでいるのに泥酔し、寝込んでしまう平山あや
・過去と向き合って泣き出す石田純一や及川奈央

といった映像も流れました。

まずは6名のゲストが控え室(?)で一堂に会して、それぞれの催眠についての考えを語ります。
岡田真澄「存在してるってことですね」
井森美幸「信じないです」(←過去に自分で体験してかかりが悪かったらしい)
及川奈央「『あなたは犬になる』とか言われると素の自分が拒否してる」
石田純一「大いに信じてます」
…残り2名のコメントはカットですかね。
そこへ佐藤良子アナが入室。ゲストを別室に案内します。そこには司会のいとうせいこうが待っていました。軽く説明があった後、いよいよ「催眠マスター」前田大輔先生の登場です。
「本当は自分らしく生きていけるんだということを思い出してもらえばいいんですよ」などと催眠の本当の効用について説明をしてから、ちょっとしたデモンストレーションを見せます。

いとう「井森さん、今年なに年でしたっけ」
井森「酉…」
いとう「じゃあ皆さんニワトリになってもらってもよろしいですかね」

端の方に4人の女の子が並んでいます。オーディションでかかりやすさを確認して厳選した「催眠ガールズ」です。撮影の時点でも、あらかじめ催眠誘導をしてあっていつでも暗示に反応できる状態になっています。
前田先生はそこに歩み寄ると、手に持った鈴を鳴らしながら「鳥になっちゃいます…鳥なんです、鳥なんです」と言う。次の瞬間、4人が一斉にニワトリの真似を(と言うかそれぞれが持っているニワトリのイメージを表現)し始め、一同びっくり。
いとうが「エサがありますよー」とポップコーンを手のひらにのせて差し出すと、4人は口から食べに来る(鳥だから手は使わない)。ゲストも試しにエサをやってみる。その最中、

前田「はい、気持ちが覚めます」

一気に正気に戻る4人。そして、呆気にとられたままエサやり状態が続く石田。(笑)

そしていよいよゲストに対する催眠誘導が始まりました…。
(つづく)

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